サンノゼのミステリー


M2橋村です。今回はウィンチェスターミステリーハウスを訪れた話です。

ブログを読んでくれている方なら知っているかもしれませんが、今年の夏に私たちDE研はアメリカのサンノゼを訪れておりました。そこでは現地の企業に私たちの研究内容を発表するポスターセッションを開催したり、海外での実験を行いデータ収集をしたのですが、そんな多忙の間を縫ってある場所に観光に行きました。

それがウィンチェスターミステリーハウスです。外観では伝えきれませんがこの邸宅、ひたすら複雑怪奇な間取りをしています。どのぐらい無秩序かというと入ったが最後、出口がどこにあるかわからなくなるレベルです。なのでこの家を観光するさいにはガイドさんが先導してくれます。

ガイドさんの英語での解説(できるかぎり聞き取った)によると、このミステリーハウスは観光地として作られたわけではなく、実際にウィンチェスター家が住んでいた邸宅なんだそうです。一家はウィンチェスターライフルという銃を発明し、その特許でお金持ちになりますが、不幸にも家族を次々と亡くしてしまうことになります。そこで彼らは占い師に相談したところ、「あなたの作った銃の犠牲者が、あなたを呪っている。一生をかけて家を増築し続けないとあなたは死んでしまう」とアドバイスされ、本当に増築をし続けた結果このミステリーハウスができたそうです。

ミステリーハウスの中は広い邸宅なのに圧迫感のある不思議な空間だったので、機会があれば是非このリアルなお化け屋敷(?)を体感してみてはいかがでしょうか。現地に行くのが難しい方は、このミステリーハウスを題材にした映画もあるそうですよ。

以上、データ工学と関係のない記事でした。