どうもご無沙汰しております。
DE研ファンのみなさま、
DE研、修士の者です。
今回は名前を伏せて投稿させていただきます。
「最初に言っておきますがそんな大した内容でないので、
心配せずこの記事は読み飛ばしてもらって大丈夫です。」
「なんで名前を書かないのか?」皆さん不思議に思っていらっしゃるかと思います。
そう、なぜこのような形になってしまったのか。
DE研で何が起こったのか、今回の事件の全貌を今回お話しようかと思います。
事件の発端は、新しい3回生が研究室に配属された直後の毎年恒例の島根旅行で起きました。
今年も元気で明るいメンバーが多く、みんなで盛り上がり、忘れられない日になりました。
みんなで掃除し、料理し、遊ぶ、それら全てを全力で、することができました。
その中の1つに、例年、中国の伝統文化を学ぶために、Mahjangと呼ばれる、
奇怪な模様が描かれている玩具で遊ぶ慣わしがあります。
いつものように、皆楽しく文化を学べ、満足に異文化交流が無事終わりました…
そう思っていました。
3日目の朝、
みんなは島根を去る名残惜しい気持ちを抑えながら、
泊まったお家から、荷物を車に運び入れていました。
今回は参加者が多いため、車の荷台はすぐにいっぱいになってしまいました。
その時、とある人物が異文化交流会で使っていたMahjangを大事そうに胸に抱え、
私に「この荷物を車に入れていただけませんか?」と聞いてきました。
私は、すでに荷物がいっぱいのため、断腸の思いで断ってしまいました。
この判断がのちのち大きな問題に発展するとは知らずに。
島根から帰ると、
異文化交流に使っていたアレがどこにもありません。
机の下、引き出し、ソファの裏。ありません。
向かいのデスク、壁際の窓
こんなとこにいるはずもないのに。
喪失感が強すぎて、山崎まさよしみたいになってしまいました。
心拍数が140を超えそうな私は、仲間たちに必死にありかを聴き出しました。
けれども、全力で楽しんだ影響なのでしょうか、みんな記憶が曖昧で大した情報は得られませんでした。
意気消沈しているそんな時でした、
「もしかしたら…」
とある後輩が私に話しかけてきました。
「多分ですが、先生の車の中 かもしれません」
「!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
どうしてこうなった。
あの異文化交流用の玩具は、あくまで異文化交流としては正しく、その存在に罪はありません。
だがしかし、異文化交流以外の目的で使用してしまった時、存在価値は大きくねじ曲がり、
グレーな存在に変わり、研究を妨げるものになってしまう可能性が少なからず出てしまいます。
事実確認をするために私は、意を決して先生に直接お伺いすることにしました。
あくまでも、自然に、Mahjangをしたいのではなく、無くなったから探しているだけということのみを伝えて…
「先生、Mahjang の所在って ご存知ですか?」
「知ってるよ⭐︎」
あぁ、無情。
彼の証言は正しく、少しでも抱いた希望は儚く撃ち落とされました。
おそらく、来年の島根まで封印されることになりそうです。
ありがとうMahjang、君の思い出は忘れない。
written by 麻雀を愛し、麻雀に愛された男